何でじゃがいもを焼きそばに入れるの?

戦後まもなくアメリカから小麦粉を輸入するようになり、麺類の製造も増えていきました。栃木市内でやきそば麺が普及する過程で、もともと親しまれていたじゃがいもを具としてやきそばに入れるようになったのがじゃがいも入りやきそばの始まりだと言われています。栃木市内で一般的になったのは1950年代後半とみられています。昔は各小学校の前に駄菓子屋さんがあり、いもフライ(ふかしたじゃがいもを串に刺し、パン粉をつけて揚げた物。ソースを付けて食べる)とじゃがいもの入ったやきそばが定番でした。駄菓子屋さんとしては、いもをふかしておくだけでいもフライとやきそばの仕込みができるので一石二鳥でした。そして、なによりもじゃがいもはソースと相性がいいというのが広まった理由です。ソースの浸みたじゃがいもはそれだけでも食べられるくらい美味しいのです。

じゃがいも入りやきそばにも種類がある!

じゃがいも入りやきそばにも、
①ふかしたじゃがいもを切って具材にしたもの
②いもフライをまるごと具材にしたもの
の2種類があり、現在の主流は①です。

ただし、②のじゃがいも入りやきそばを子供のころから食べている方は「やっぱりいもフライ入りが昔ながらだよね」と根強い人気があります。当研究会では①を「じゃがいも入りやきそば」、②を「クラシカルじゃがいも入りやきそば」と分類しています。

じゃがいも入りやきそばのルール

①ふかしたじゃがいもを具材に入れている
当たり前ですが、「じゃがいも入り」なのでじゃがいもが具材として入っています。先述したとおり、ふかしたいもを入れるお店といもフライを入れるお店があります。また、お店によっていもの大きさに特徴があり、ソースとの絡み方に違いがあります。

②挽肉ダシのスープを使用する
昔ながらのじゃがいも入りやきそばを作るお店では挽肉と野菜を煮込んだスープを麺にかけて旨味をだします。じゃがいも入りやきそばは具材として肉は入れませんがこのスープをかけることで肉の旨味を加えています。

③二度ぶかしやきそば麺を使用している
栃木市内ではセイロで長時間蒸した「二度ぶかしやきそば麺」を使用するのが一般的です。二度ぶかしやきそば麺は鉄板で炒める前から茶色い色をした麺です。長時間蒸すことで独特の色、弾力が生まれます。一般的には着色料で茶色い色にしている麺が多いですが、昔ながらの製法で製造している二度ぶかしやきそば麺は蒸すことだけで茶色い麺になります。

蔵の街とちぎおいしいじゃがいも入りや きそば研究会とは

栃木市のご当地グルメ「じゃがいも入りやきそば」を多くの人に知って貰うために2016年4月に発足しました。加盟店15店、協賛企業5団体で運営しています。

活動1 広報活動
冊子、ホームページ、のぼりなどを作成してじゃがいも入りやきそばを食べられるお店を紹介しています。栃木市民も意外に知らないやきそばの名店を見つけるお手伝いをしています。

活動2 イベント出店
地域のイベント等でじゃがいも入りやきそばを販売して、美味しさを知って貰う活動をしています。イベント限定ステッカーや冊子の配布をしています。各種イベントへの出店依頼も受け付けております。